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データ活用システム その3

データを誰もが自由に活用できるシステムを構築したお話の第三回です。

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モデルとなるデータにもある程度目途がつき、サーバー(実際はデスクトップのUnix)とデータベースを準備しました。

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提供したい画面のイメージは持っていたのですが、そのためにどのようなデータベース(テーブル)を準備すべきかはサポート会社の方に一任しました。ただ、死守したいのはレスポンスである事は伝えていました。

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全世界から集めた数百万件のデータを集計して5秒以内に画面に表示するイメージを伝えていました。当時(1996年)はまだサーバーの能力も低くかったのですが、ユーザには関係ありません。必要なデータが数十秒かかって出てくるようではOKはもらえません。

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データベースの設計はサポート会社に任せ、私は画面に表示するツールを探しを始めました。

今でいうBIツールというカテゴリーの製品ですが、当時はそれほど種類もなく最終的には2つの製品から選定する事にしました。

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2つの製品をベンダーから借り受け、レスポンスの比較を行い1製品に絞りました。

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それはExcelからSQLをサーバー(Oracle)に投げて、結果がExcelに貼りつくだけのシンプルなものでしたが、Excelでデータが直接扱える事に大きな可能性を感じました。

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続きはまた来週。

2025年10月3日

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