ITインフラ 社内クラウド化推進
これも情報セキュリティの観点からのテーマ推進のお話です。
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IT環境の普及につれ、サーバー機器が社内に乱立するようになっていました。
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情報システム部門主導で導入しているサーバであれば、バックアップなども考慮してサーバーを構築しているのですが、部門独自で立てたサーバは定期的なバックアップもしていないなどセキュリティ上の課題があるものが散見されていました。
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当時は情報システム部門も全社にどれだけのサーバーがあるかも把握しておらず、情報セキュリティ部門主導で、社内に存在するサーバの運用管理状況の棚卸を行いました。
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アプリサーバだけでなく、ファイルサーバまで含めると、国内だけで数百のサーバ機器がある事がわかりました。中には管理者が不明確(退社や異動で)なものまである事がわかりました。
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そこで、情報セキュリティ部門主導でサーバー運用管理ガイドラインを策定し、情報システム部と協同で共有の仮想サーバを準備しました。
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確か2年程度の猶予期間を設け、全社の仮想サーバーに移設するか、運用ガイドラインに沿った対策を行うかの判断を全サーバー管理部門に求めました。
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通常のサーバーであれば10,000円/月で仮想サーバーを利用できる事にし、結果的には大半のサーバを全社仮想サーバーへ取り込む事ができました。
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10,000円でバックアップやセキュリティが保全されたサーバを利用できるのは各部門にとっても大きな魅力だったようです。それに月額方式なので、各部門がサーバ投資の稟議申請も不要になりサーバー管理者の負担も大きく削減された事で感謝されました。
稟議申請って結構大変なんですよ。ホント
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その後、商用クラウドが一般的にはなりましたが、今でも仮想サーバーは重要な役割をはたしてくれています。
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10,000円/月は激安と思われるかもしれませんが、これでも情報システム部門が赤字になる事はない金額でした。むしろ少し黒字になっていたと思います。(儲けるつもりはありません。)
勿論、統合するサーバの台数にもよるとは思いますが。
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2025年11月11日

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