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社内IT応援ブログ

日本のIT業界の課題

今日は日本のIT業界を憂いているブログになります。

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日本のIT業界はとても世界をリードしているとは言えません。

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それどころか、益々差が広がっているように感じています。

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原因のひとつにシステムの開発手法にあると思っています。日本の基幹システムの開発のほとんどがウォーターフォール型になってしまっています。これは要件定義→概要設計→詳細設計→承認などを経てようやく開発工程に入る手法です。

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40年前からあるこの手法になぜ日本のIT業界は固執するのか。。それは一番儲かる手法だからだと私は思っています。実際に開発は1日で完了する事でも、手続き、ドキュメント等でその前の数週間をかける事で、数週間分の請求ができるからです。

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一旦作ったシステムを変更する際にも、変更管理と呼ばれる手法でドキュメントの修正、承認などを経ないと開発してもらえません。私は以前開発をしていた経験から、だいたいの開発工数が頭に浮かびます。例え15分で終わるであろう修正も、手続きを含めると1ケ月かかった事もありました。ドキュメントが大事な事はわかるのですが、度が過ぎます。

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社内IT部門も自分で開発した事の無い人が大半で、協力会社に文句が言えないのかもしれません。 でも、これが結局、日本のIT業界を弱体化させた要因だと思います。

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開発をブラックボックスにして、周辺の手続きで儲ける商売です。

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銀行や社会インフラを担う企業のシステムであれば、失敗ができないので、理解はします。

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しかし、一般企業のシステムにまでこの手法を適用されては、時間やコストがかかりすぎます。

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私は以前から基幹システムの開発にもアジャイル手法で行っていますが、反対された事は一度もなく、ユーザにも経営層にもとても喜んでもらっています。

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ドキュメントを一生懸命整備する時間を、開発にあてて、まずは見てもらってから改善していく手法です。ある程度システム改善が落ち着いた時点でポイントだけを記載したドキュメントを開発者に作成していただく事にしています。ドキュメントはすぐに陳腐化しますので詳細の記載は必要ないと言っています。

詳細はプログラムを見ればわかりますし、プログラムの方がドキュメントよりも確実です。

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プログラミングもAIが行ってくれる時代になり、開発ってこんなに簡単にできるんだとわかった途端、ウォーターフォール型の開発の理不尽さに皆さん気づかれるように思います。

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社内IT皆さんは自らが開発を行い、素早く経営層やユーザの要望に応える経験を是非積み重ねて下さい。協力会社のもっともらしい話に疑問符を感じてほしいのです。

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2026年3月26日

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