新事業のITシステム再構築17
業務毎にERPの得意・不得意を独断で判断しています。
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今日は材料・部品倉庫業務です。
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7)材料倉庫業務 .. 得意
全般的には得意としました。材料在庫の入出庫受払は生産ERPの基本のき、1丁目1番地でこれがしっかりしないと、全ての情報が信頼できないものになります。
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なので在庫管理機能はどのERPシステムも比較的しっかり作られていると思います。
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特にERPの在庫管理システムで特筆すべきものの中に、バックフラッシュという機能があります。
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通常、生産の為に材料を工程に払出しますが、実際には工程に保管され生産進捗に応じて実在庫が減っていくはずです。
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レガシーシステムなどでは材料倉庫から工程に払い出した瞬間に在庫からは消えるのですが、実際は工程に材料は残っており、生産が進むにつれ材料が減っていきます。
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これをERPシステムでは、工程倉庫を定義し、材料倉庫からは工程倉庫に在庫を転送し、工程倉庫の在庫は、生産投入実績とBOM(部品表)に基づき自動的に在庫を落とす機能があり、これをバックフラッシュと呼びます。
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これは非常に便利な機能で、この機能がある事でMRPの材料発注がより正確にできるようになります。 当然ですがBOMの精度が重要になります。
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また、レガシーシステムであれば、月末に月次移動平均単価を求めるプログラムが必要になると思いますが、ERPは移動平均単価を入出庫の度に再計算してくれます。つまり月次処理がほぼありません。私はこれを都度移動平均単価と呼んでいます。
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ラベル印刷や帳票の印刷は得意とは言えませんが、入出庫管理はERPシステムを使われる事を強くお勧めします。
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2026年1月21日

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