新事業のITシステム再構築15
先週よりERPシステムが生産に関わる各業務で得意・不得意の意見を書かせていただいています。
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本日は生産現場(工程管理)について説明します。
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5)製造(工程管理)…不得意
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これはERPシステムが最も不得意としている分野なのかもしれません。
何しろ、生産の仕方、管理の仕方は各社各様バラバラだと言っても過言ではありません。
ERP各社が基本的な機能しか提供していないのはそれが理由だと思っています。
なので、製造・工程管理の部分をERPだけでなんとかしようと考えるのはかなり無理があります。特に設備を多く抱え、設備からのデータ収集やコントロールまで含めた生産工程管理(MES)については、独自に開発される事をお勧めします。
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この領域は、先の理由同様に自社にぴったり合う市販ソフトはなかなか見つかりません。私の経験から、自分達で設計~開発を行った方が早くて柔軟で長く使い続けられるシステムになると思っています。
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ただ、ERPに生産実績のデータはUploadする必要があります。これも各ERPシステムは標準の入口を準備していますので、それを活用される事をお勧めします。
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日本の各社ともに生産領域へのERP適用に苦しんでおられると聞いています。
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上に書いた事が理由の1つなのかもしれません。
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逆に言えば、この障害さえクリアできれば、あとはそれほど大きな障害は無いように思います。 自社の製造現場のシステムを1から設計できる情報システム部門の方は残念ながら大変少ないように感じています。
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是非皆さんもチャレンジして頂きたいと切に願っています。
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2026年1月19日

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