データ活用システム まとめ
1995年米国から日本に戻り、IT活用面で日本の遅れを感じデータ活用システム(DWH)を始めましたが、10年足らずの期間を経てシステムは大きく成長しました。
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当初、大阪営業所で始めたものが10年後には全世界で約5,000名が日々の業務に活用するシステムになっていました。
その後、基幹システムはAS400からERPに変わりましたが、情報活用システムはほぼ同じ形で今も活用されています。
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このシステム構築~導入を経て多くの事を学びました。.
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1) 新しい仕組みは小さく始めて大きく育てた方がうまくいく。
2) 現状の業務をシステム化するだけではダメ。
よくそこまでと言われるくらいまで追求しよう。
3) IT技術を追求する事以上に安定性、レスポンスを優先する。
4) ITの常識や支援ベンダーが常に正しいとは限らない。
業務として優先すべき事はITの常識を破ってでもチャレンジする事
5) 常に全体最適を念頭に置きながらも、個別の要望にも耳を傾ける姿勢。
6) ユーザからは目的をしっかり聞き取り、納得した上で現状を超えるものを作る。
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当初は私一人で始めたシステムでしたが、10年後には8名程のメンバーで開発・運用する体制になっていました。各メンバーの努力が大きな成功につながった事に心から感謝しています。
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2025年10月24日

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