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社内IT応援ブログ

なんだ。土建屋か。

これ、どんな意味があるかわかりますか?

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初めてお話させていただく、営業本部長の方からいきなりこの言葉を浴びせられました。

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システムの説明を営業会議の場でさせていただいた時です。営業企画部長から情報システムの中村さんから説明してもらいます。と本部長に説明された時にこの言葉。。

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その時は、何を言っておられるかわからず、システムの説明を始めました。グローバルの製品在庫と受注状況をみられるシステムで、本部長は半信半疑で聞いておられたように見えました。

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具体的に問題になっている品名の一部を入力し、一瞬で結果が出た時に営業の皆さんが「ウオー!!」と驚きの声が上がりました。在庫の数値も誰も調整せず、海外現地法人のシステムの値である事、データは毎日更新されている事も説明し、全社展開の了解を頂きました。

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会議終了後、お礼と共に冒頭の本部長の言葉の本意を企画部長に確認しました。

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そうすると、大体下記の様な意味だと理解しました。

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本部長は情報システム部の活動を以前から評価されていない。コスト対効果の面や何を言っているのか理解できないなどの理由。

情報システム部は社内スタッフなのに依頼書ベースでしか仕事をしない。=そこらの土建屋と同じ。

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つまり、今までの情報システムメンバーは、自ら考えシステムを提案する事が無かったと聞かされました。しばらく日本を離れていた私にはわかりませんでしたが、確かにシステム依頼書のようなものを情報システム部門に提出しない限りはシステム部門は動かないような手続きになっていました。

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システムの設計をユーザ部門に考えさせるというのは今でも無理があると感じています。

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これを機に、自分は絶対に受け身では仕事をしない。と心に決めました。

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2025年10月17日

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