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システムデザインはDB設計にあり

どんなシステムでもデータベースが必ず必要だと思います。

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システムが複雑になればなるほど、DB(データベース)の設計が重要になります。

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このDB設計を間違えると、想定以上にシステムに負荷がかかりレスポンスに大きく影響します。

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データベース設計の基本は正規化だとは思いますが、必ずしも正規化を遵守する事が必須ではありません。特にマスターデータに欠落があるなど、外部結合を強いられる場合などは敢えてデータベース上にマスターの項目も保持した方がレスポンスが良いケースもあります。

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つまり、何でも教科書通りではなく、状況に合わせて柔軟なDB設計ができるかが重要です。

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又、データベースの構成をシステム完成後に変更すると大きな影響がでるので、このあたりはデータのボリューム、システムの要求事項などを鑑み、経験というスパイスも加えて設計をします。

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私はDB設計時は入力画面、照会画面の事も頭に入れながら行いますので、この作業が終わると、設計作業の8割は完了と感じる事が多いですね。

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ただ、残念ながら最近はDB設計者と、画面設計者が役割分担するケースもあるようでお互いのコミュニケーションが取れない環境だと設計にとても時間がかかる事を危惧します。

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システム設計の基礎の部分は一人の人が行う事が最も効率的で信頼性の高いシステムができます。 

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特にITの設計に関しては人数をかければ良いシステムができるとは限らない最たる例だと思います。 

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ITエンジニアとして早い段階で双方を経験される事を強くお勧めします。

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2025年6月3日

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