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社内IT応援ブログ

環境が人を育てる

人材育成の手段として社外教育や自己啓発などが用いられますが、よほど意思の強い人でない限りは継続は難しいと思っています。

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社外教育などで刺激をうけても、職場に戻れば一瞬で元に戻る経験、皆さんありませんか?

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私は働く環境や役割を変える事が一番の人材育成だと思っています。

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環境変化で一番良いのは、その人を現場に放り込む事だと思います。工場でも営業でも構いません。ITの部屋に閉じこもって仕事するよりも、3倍いや10倍速く人は育ちます。

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自ら現場の課題をITで解決するテーマを与え、自ら考え実践し結果を出す事の喜びや苦労を経験する事が何よりの教育になります。ITを使ってくれる人の反応を直接感じられる事そのものがモチベーションにつながります。 勿論、事前にその現場の長の理解をとるのは社内IT部門長の役割です。

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私も意思の弱い人間でしたが、前職では海外含め多くの転籍、出向を経験した事でその後の自信になり、人脈も築け、その後とても役に立ちました。

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海外赴任前は英語なんて全く話せませんでしたが、いつのまにか話せるようになっていました。英語を話さざるを得ない環境が私を変えてくれたと今では会社に感謝しています。

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海外赴任前は嫌がっていた人が赴任後は日本に帰りたくないと言いだす事はとても良く聞く話です。 思い切って外に出ないと、本社や自部門の良さも悪さもわかりません。

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チャンスがあれば(たとえ無くても)、自ら手を挙げてチャレンジされる事を強くお勧めします。 

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自分の将来、今のままで良いのでしょうか? 

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上司があなたを育ててくれるのを期待して待っている。というのは違うと思いますよ。

2025年5月20日

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