わかりやすさ。が一番
様々な場面で他部門や経営層への説明や提案の機会があると思います。
IT部門内ならともかく、他部門への説明や提案については特にこれが大事です。
.
.
IT企業でなく一般企業(製造業や流通業)などの場合、ユーザ部門や経営層からはIT部門の説明は理解できないと思われているケースがほとんどです。
.
あなたにとって当たり前の事でも、ユーザ部門や経営層にとっては何のことなのか、何がしたいのか理解できません。専門用語は使わない、曖昧なITの流行り言葉は使わない事は言うまでもありませんが、IT部門の人はシステムの説明がほとんどで、それで何が良くなるのか、経営にどう貢献するのか説明が無いのです。
.
.
つまり、Howの説明に終始してしまい、What(何をしたい)やWhy(なぜしたい)の説明が欠けている様に思います。
.
我々が良くわからない政治の世界と同じです。人気のある政治家は「わかりやすい」説明を常にしていますよね?それと同じです。
.
常に大局的に物事をとらえ、誰にでもわかる日本語や絵を使ってWhatやWhyの説明から始められではいかがでしょうか? あとは自分の思い。を言葉にできるかどうかです。
.
WhatやWhyで相手の心をつかめば、半分は成功したようなものです。
システムの説明はそれからでも遅くはないと思いますよ。
.
経営層が社外コンサルタントを好まれる理由はこのあたりにあるのかもしれません。
2025年5月2日
« 前の記事へ