新事業のITシステム再構築16
今日は、製品を製造後の梱包、出荷のお話をしたいと思います。
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6)出荷(梱包含む) … 不得意
梱包工程が製造内にある会社が大半だとは思いますが、敢えて梱包を含む出荷業務としました。
というのは、製品のトレーサビリティが昨今当たり前になっている為、梱包の際にどの箱にどのシリアルNoやどの製造Lotが梱包されたかを正しく記録できる仕組みが必要になるからです。
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これらの機能はERPシステムに常備されていないものが大半だと思います。
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出荷業務についても、出荷指示はERPで行うものの、実際にどの箱を出荷したのかまで記録する機能は無かったと思います。
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また、海外に輸出する場合は、Packing List, Invoiceなどの帳票印刷が必須となり、それらは完全に作りこみが必要になります。
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ましてやInvoiceなどは、国や客先に応じて記載する事項が微妙にちがったり、製品のカテゴリー定義が国ごとに微妙に違ったり、非常に柔軟な仕組みが必要になります。
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その細かなロジックをERPシステムに組み込むのはほぼ不可能で、外部のシステムにデータを渡してそちらで作成するようにした方が楽で安く柔軟な仕組みが作れます。
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出荷に伴う売上計上や債権計上についてはERPで行うべきですが、それ以外の部分はほとんど期待できないというのが私の意見です。
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2026年1月20日

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