新事業のITシステム再構築13
本日からお話する事は、私が生産システムとして導入したERPに限った話になりますが、他社のERPシステムでも大きく違わないように思います。
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生産に関係する各業務に関して、ERPが得意か不得意かでお話します。
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1)生産計画 … 不得意
生産計画を立案するためには、設備能力や要員体制などを加味しながら作成されていると思いますが、これらを加味しながら生産計画を半自動的に作成する機能はERPにはほとんどありません。あったとしても満足に使えるレベルかどうかは確認された方が良いです。
ただ、Excelや外部のシステムで作成されたものをERPに取り込む仕組みはどのERPシステムでも準備はされています。
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2)MRP … 得意
生産計画と材料在庫の情報を加味しながら材料の所要量計算、購買案などを作成する機能はどのERPにも用意されています。使いこなす為には事前のマスター登録が必要になりますが、部品点数の多い製品に関しては使うべき機能です。
材料の購買案だけでなく、半製品の生産計画案も作成してくれる機能もあるはずなので、生産計画に最終工程の計画だけをERPに投入すればあとは半自動的に前工程の生産計画や材料や部品の購買計画を作成してくれます。
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3)製造指示 … やや不得意
生産計画を確定する作業はERPで行うべきですが、製造現場への製造指示となると、ERPには登録されていない様な製造条件、図面、製造設備に読ませる為のバーコードなど様々な情報が記載された指示書が必要になると思います。
それら全ての情報をERPに持たせる事も不可能ではありませんが外部のシステム側で細かな情報は管理する方がシンプルで柔軟性のある仕組みになると思います。
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明日は購買機能について書きます。
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2026年1月15日

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