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データ活用システム その2

全社でデータが自由に活用できる情報基盤と活用のツールを試験的に構築する事にしました。

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でも、新しい仕組みであり自分とサポート会社担当者0.2人月だけで始めました。

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どんなアプリにするか考えたのですが、海外赴任していた経験を活かし、全世界の売上実績(連結販売)管理情報を提供する事に決めました。日本では日本単独の売上は把握できても海外の得意先、品番、数量、金額まで把握する手段はありませんでした。

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当時でも海外売上比率が7割を超える企業でしたので、連結販売管理の重要性は皆さん声には出していませんが、必ず高いと踏んでの事です。(誰から要望があった訳ではありません)

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幸いにも、海外拠点のほとんどはAS400というIBMオフコンで運用しており、私自身がプログラミングも出来ましたので、海外拠点を説得し、売上実績データを日本に集約する仕組みを構築しました。ただ、拠点毎に微妙にシステムが異なりコード体系も統一されていない事もありました。それは日本側である程度のデータを綺麗にする仕組みも作りました。

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データの集約の目途が立てば、次はサーバー、データベース、情報提供ツール(今はBIツールと呼ぶ)の開発になります。

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まずはサーバーですが、たまたま開発部門で使わなくなった、ワークステーションと呼ばれる卓上型のUnix(Solaris)機をつかう事にしました。(私自信はUnixが何かなんて全く知りませんでした。)

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データベースはOracleにしました。サポート会社の推奨もあり、Solarisとの相性が良い事が選定の理由です。(私にはこだわりはありませんでした。)

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日本のAS400に集約した全世界の売上データをテキスト形式でサーバにFTP転送します。

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AS400からサーバにデータ転送する事例も当時ほとんどなく、コード体系変換含め手探りでしたが、何とかできる事がわかりました。

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続きはまた明日。

2025年10月2日

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