アジャイル開発でもいいんじゃな~い!?
昨日、スピードの話をしましたが、その関係で今日は開発スピードをいかにあげるかについて話をします。
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以前、システム開発と言えば、ウォーターフォール型が主流でした。
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要件定義→概要設計→詳細設計→システム開発→単体テスト→結合テスト→連結テスト→導入 という手順を踏んで開発する方法をウォーターフォール開発と言います。
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でもこの手順の間にはそれぞれ個別のドキュメントが発生し、莫大な時間とコストがかかります。以前は開発の時間が全体の7~8割を占めており、修正にも時間がかかり、手戻りを最小限にするためにこの手順が必要だったのかもしれません。
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でも、時間がかかる=求められる要件も変わる。という事で完成した時には要件が変わっているという事も多々ありました。
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それに対して私達が行う開発はすべてアジャイル型です。
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要件定義→概要設計→システム開発(単体テスト)→連携テスト→導入 と工数を削減するだけではありません。要件定義や概要設計は必要最小限に留め、システムをユーザに見せながら改良を進めるのです。つまり、最初からユーザやIT要員が完璧な要件や設計ができないはず。という考えが根底にあります。ですので、一旦開発したものはどんどん改良していきますので結果、利用者の満足度も上がります。
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ドキュメントはある程度開発が落ち着いた時に、開発者に作ってもらいます。後々メンテナンスするのは開発者ですし、開発者が読みやすい資料が一番だと思っています。
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例えそれが基幹システムであったとしても、アジャイル型で開発を進めてきましたし、それ自体が問題になったことはありません。むしろ皆さん開発のスピードに驚かれますね。
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これが全てとは言いませんが、現状の開発手法も見直してみてはいかがでしょうか。
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2025年7月25日
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