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薬と毒は紙一重

私は昭和生まれでかなり古い考え方なのかもしれない事を先にお断りしておきます。

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最近の様々なニュースをみていると、一人の過ちを皆が寄ってたかって叩きつぶしているように見える事があります。

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私は世の中に完璧な人間というのはほとんどいないと思っています。皆さん胸に手を当ててみれば何らかの後ろめたさや痛みを感じる事があるのではないでしょうか。

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私も過去何度も失敗をし、勉強させていただいた事で成長をしてきた人間です。

始末書も何枚か書きましたし、今の基準に照らせばアウトになるであろう事もしてきました。

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以前は、それぞれの懲罰やお叱りは受けるものの、一生懸命仕事する中で起こった過ちであれば、その部分だけで人を潰すような事まではなかったように思います。

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会社も周囲も傷口に塩を塗るような事はせず、どこか暖かく見守ってくれていたように感じました。(もちろん犯罪となれば話は違いますが)

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特にプライベートな事に当事者以外の人がとやかく言うのは違うように思います。

社会全体が人はみんなそれぞれ違う事を認め合い、多少の失敗は認めあえるような世間になって欲しいなと思います。

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「あいつはバカだよねえ。。」くらいで済ませて良いのではないでしょうか。

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少しであれば薬なのですが、大量になれば毒になる。というお話をさせていただきました。

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2025年6月23日

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