システムにバグはつきもの
自社開発は勿論、パッケージソフトについても完璧なソフトは存在しません。
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だって、設計するのも開発するのも人ですからね。今後AIが開発するにしても設計はできないでしょう。
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なので、システムはバグ=トラブル事が前提でシステムは設計しなければなりません。
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つまり、バグは当たり前。でも業務は止められない。=つまり、バグによるダウンタイムは最小限に抑える事に価値があるのです。
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そのためには何が大事なのでしょうか。
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1)運用を考えた設計にする
障害時のリカバリーが単純になる設計をする。再処理するだけでリカバリーされるのがベスト
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2)1プログラムに機能を盛り込みすぎない。
シンプルなプログラムをつなげる事も考慮。
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3)システムリリース直後は、自らユーザ部門に出向き情報をとる
ユーザ部門から言ってくれる人は限られています。自ら積極的に情報をとりましょう。
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4)バグ発見時は素早く修正
素早く対応すれば、逆に感謝されます。だらだらと時間をかけると信用してもらえません。
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5)時間がかかる場合は、正直に情報を共有
何が原因で、どうしようとしているのかをユーザ部門に正直に説明しましょう。
場合によっては、運用でカバーしてもらう案もユーザ部門と相談しましょう。
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勿論トラブルの無いシステムは理想なのですが、今後も難しいと思われますので、トラブルはある前提でシステムの設計や運用をした方が良いと私は思っています。
2025年5月1日